マイホーム計画、始めました。さて何から始めようか?

家を建てる、土地を探す、マイホーム計画始めました。と言っても事情あって建てるのは約2年後。逸る気持ちを抑えて、この際与えられた時間を有効に使い勉強していきます。良いマイホームを建てるためのブログです。
さて何から始めようか? 

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いま一番気になっているのが『地震』

 昨年の熊本震災では、本震に加えて震度6~7の余震が何度も発生したらしい。40時間の間に大規模な余震が6回以上! 建てたばかりの新居が無残な結果となってしまった様子を伺うにつけ辛くなります。 これから家を建てるのであれば当然、『地震に強い家』でなければならないと思っています。

 

では、どんな家が地震に強い? 国土交通省が耐震性能を語る場合、『耐震等級』と言う言葉をよく使っています。

 国土交通省が認定した第三者機関(住宅性能評価機関)に依頼すると、『品確法』という法律に基づいてその建物の耐震性能の表示をしてもらえるらしいですね。 建築基準法を基礎として、等級を1(1倍),2(1.25倍),3(1.5倍)に分けて表示する住宅性能評価書が交付されるとの事です。 この証明書の交付のためには15万円とか20万円とかそれ以上とか、結構な費用がかかるようです。 会社によって検査の仕方もまちまちだし、従って料金にもばらつきがあるので一概に「幾らかかる」と言えないのが『住宅性能表示』。 でも、最高等級の『耐震等級3』の証明書が交付されると火災保険の割引率が50%になるらしいですよ。 昨年建てた知人に火災保険の証書を見せてもらいました。

 安い第三者機関に依頼すれば、『耐震等級3』の取得費用は火災保険の差額である程度ペイできるらしい。。。 でもそんな発想じゃ、本末転倒って言うかなんというか、地震に強い家ができる感じがしませんね。 しかしこの世の中、悲しいかな、そんな本末転倒パターンが結構あるみたいです。

 

『耐震等級2』であれば 『長期優良住宅』の認定を受けることもできるらしいですね。

 『長期優良住宅』認定のためには耐震等級ばかりではなく『梁成計算』と言う条件もクリアしなければならない。 たとえば、その部屋の床にはこのぐらいの大きさの木材を使用しなさい、といった構造計算のようなものが梁成計算。 安価な検査会社に無理矢理『耐震等級3』の証明書を書かせるより、こっちのほうが少しはマシな家ができそうな気がするけど、どうなのかな?

 しかも、『長期優良住宅』には住宅ローン減税や登録免許税・固定資産税などの軽減効果などの金銭的なメリットもある。 控除による利益は建築費の額にもよるので、それほど高価な家を建てるつもりのない私にはそれほど大きなメリットはないとは思いますが、申請費用の足し位にはなるのではないかと皮算用しちゃいます。

だけどこれって本当に安心なの?! 

 この前市役所の建築課で直接聞いたのだけれど、これらの認定は事務所の中で『書類審査』で行われるらしい。 耳を疑いました。 「安心を得たいなら優良な検査機関に別に見てもらってください」と、審査を下す当事者自身から『長期優良住宅』制度と建物の施工品質は別問題・無関係であると説明され、とてもショックを感じました。 要するに『長期優良住宅』だからといって、頼む会社を間違えると欠陥住宅だって出来かねないと言う事ではないですか。

 姉歯の「耐震偽装」や全国で横行した「杭工事データ偽装」は、肝心な検査が「書類審査」で済まされていた事によってもたらされた事件ではなかったのか? 机上の設計と現実の建物を一致させる方途は、厳格な施工検査以外にはないのではないか? 施工品質を管理できない制度などというものは、この際何の足しにもならないではないか?! と、私は思います。

 

たくさんの被害者を生み出しながらも、昔と何も変わっちゃいない。

 別に親切に教えてくれた市役所の人を責めるつもりはありませんし、『耐震等級3』とか『耐震等級2』とかが全く意味がないなどと言うつもりもありません。 それにしても建築行政って何も省みていないなと思いました。 事件が起こるたびに、いろんなルールが細かく定められてきたようですが、偽装を防ぐチェック体制が十分に機能しないものだから、相変わらず被害が拡大するばかり。 今となっては『長期優良住宅』とか『品確法』とか言われても、魅力を感じるどころか、単なる景気刺激策くらいにしか思えません。 でも、住宅って車と並ぶ日本の基幹産業。 景気刺激策でもなければ、需要が冷え込んで困る人がいっぱい生み出され、私もマイホームどころではない位の不景気に巻き込まれるのかも知れない。 だから仕方がないのかな。

 いやいや、そんなことは言ってられません。 私がどうしても欲しいのは、「お上のお墨付き」なんかじゃなくて、熊本みたいに繰り返し襲い来る震度6~7から暮らしと家族を守れる家。 生涯かけてお金を払って喜べるのは、本当の施工技術と本当の施工管理の高度なハイブリッド。 そんな家づくりのできる業者を膨大な住宅業界の中から探し出すためには、2年という時間はちょうどよいのではないかと(苦笑)、自己納得している次第です。 まだまだ先は長いですね。